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(社)日本電気協会 北海道支部の考案者表彰において最優秀賞を受賞しました。 電力事業本部 地中線工事部

当社はこの度、ケーブル実挿管路の点検技術において、北海道電力(株)殿と共同で(社)日本電気協会 北海道支部の考案者表彰 最優秀賞を受賞しました。

●受賞対象工法「ケーブル実挿管路点検用カメラ架台・鞘管挿入工法」の概要

既設地中送電ケーブル(単身形)が挿入されている管路内の点検は、これまでも取り組みはありましたが、約400mのマンホール間を点検する有効な方法はありませんでした。
そこで、軽量で強度・対衝撃性・硬度に優れた工業用プラスチックを管路内面と実挿ケーブルとの僅かな隙間に収まるよう削り出し加工し、安価・軽量な小口径録画式カメラ及びLEDライトを搭載した「点検用カメラ架台」を制作しました。さらに、通線ロッドを合成樹脂可とう電線管(PF管)で覆った「鞘管挿入工法」により、最長250m(従来30m)までの小口径録画式カメラによる映像取得(目視確認)が可能となりました。

当社では、この受賞を機に、今まで以上に全社をあげた技術開発の維持・向上を図って参ります。

点検用カメラ架台
点検用カメラ架台
管路内へのカメラ架台挿入
管路内へのカメラ架台挿入
当社テクノセンター敷地内に設置した試験用模擬管路
当社テクノセンター敷地内に設置した試験用模擬管路