・Talk 01
経験を最大限に活かしこだわりをカタチに変える
今回の工事は北海道虻田郡倶知安町花園地区(以下ニセコ地区)に2025年完成したChalet Ivy Weiss 新築工事になります。地上8階・地下1階RC造で、当社は建屋内外の屋内電気設備工事全般を施工しました。現場管理業務である私も含め社員7名と電気工事施工会社4社をフロアごとに担当を分け、弱電設備工事業者・電気土木工事業者・重量物搬入工事業者など約15社の協力会社と本プロジェクトを施工しました。
ニセコ地区では現在、外資系のオーナーによるホテルの建築が盛んに行われており、本プロジェクトも同様に外資系オーナーによるプロジェクトとなっています。1階のロビー・ダイニングや各階の客室内などのパブリックエリアの様々な場所に間接照明を設置し、ラグジュアリーな空間を演出しています。
設計事務所様および照明デザイナー様のご要望を踏まえ、施工に際して特に二点を配慮しました。第一に、照明器具が直接視線に入らないよう設置位置を工夫しました。第二に、特注家具に組み込む間接照明の配線ルートを確保することです。外資系オーナーは間接照明を好む傾向が強く、家具も特注仕様が多いため、設置方法や配線計画は非常にシビアであり、綿密な調整を何度も行いました。
パブリックエリアの照明設備は時間帯別に照明シーンが変化する照明調光制御システムを採用しています。各エリア(レストランエリア・スパエリア等)ごとに、1日で時間帯別に4シーンが自動に再生されるシステムです。設計事務所様及び照明デザイナー様と共に行った、各シーンの照明器具の明るさ調整を設定するのに大変苦労し、日中・夜間・深夜帯など実際の時間帯で、数多くある照明器具の明るさのバランスだったり、ユニバーサルダウンライトの照射角度の調整を数日かけて行いました。