電気工事士
電気の通り道となる送電線(鉄塔と電線)の建設を行うのがラインマンの役割です。施工管理者の指示のもと、計画や施工図の通りに鉄塔の建設や電線の敷設などを行います。専門的な知識と技術がなければ工事は成り立たず、北海道の電気を最前線で守る重要な役割を担っています。地上から数十メートルの高所で、特別高圧電気を扱うため、チームワークと現場経験が実務に直結する専門的なポジションです。
専門的な技術が求められるので、個人で仕事を行うイメージがありますが、安全で正確な作業が求められる現場だからこそ、チームで協力して仕事を進めます。無線で活発にコミュニケーションを取りながら作業を行い、常に仲間同士で支え合う体制が整っています。新しい電気の通り道を自分の技術でつくると言うことは、他では味わえない達成感と使命感をもって働くことができます。高度な技術ではありますが、一人ひとりにあったペースで経験豊富な先輩から技術を学んでおり、成長を実感できる毎日です。
送電鉄塔の要である基礎工事。土台がしっかりしていなければどんな建物も倒壊してしまいます。基礎材の据付等は慎重で繊細な作業ですが、その分技術の見せ所でもあります。
鉄塔は地上でいくつかのブロックに分けて組み立てます。部材はクレーンを使って吊り上げ、人の手で取り付けていきます。ボルトとナットで一つ一つ正確に固定し、鉄塔を組み立てます。
完成した鉄塔間に電線を張る作業を、架線(がせん)工事といいます。組み立てが完成すると、3~5km程度の区間を1区間として、細いロープから太いワイヤロープ、そして電線へと引き替えます。
最後に決められた張力で電気を絶縁する「がいし装置」に取り付け、電気が通る道が完成します。
経験がそのまま自分の強みになる。経験を重ねるほど対応力が広がり、どんな現場でも頼られるプロへと成長していきます。
送電工事は専門性が高く、最初は初めての経験ばかりです。
まずは鉄塔の構造や登り方など、基本となる技術の習得を目指します。
力を発揮するには、現場全体の流れを理解し、チームで動くことが不可欠です。
先回りした工事のフォローや実践を重ねることで、技術が自分のものとして定着していきます。
技術は一朝一夕では身につきません。
一人ひとりの成長ペースに合わせてスキルを磨き、経験を重ねることで、確かな成長を実感できるようになります。